海外旅行保険がついたクレジットカードを複数枚持つことによるメリットは？
- クレジットカードを持っていなくても現金が使えるから要らない
- クレジットカードが2枚あっても仕方がない
上記のように考えている方は多く、確かに日本ではクレジットカードを複数枚持つメリットはそこまでありません。
しかし、海外旅行ではクレジットカードを複数枚持って出発した方が良いと言われており、その理由を以下では簡単にまとめてみました。
付帯されている海外旅行保険の補償金額を上乗せできる
多くのクレジットカードには海外旅行保険が付帯されており、渡航先で生じる以下のトラブルを補償してくれます。
- 病気を患ってしまった
- 車とぶつかって怪我をした
- 持ち物が盗難に遭った
- 持ち物が破損した
- 他人に対して損害賠償をしなければならなくなった
1枚のクレジットカードだけでは病気やケガの治療費用や賠償責任の補償金額が足りないことがあり、複数枚のクレジットカードを持てば合算できるのでより安心して海外旅行を楽しめるのです。
例えば、治療費の補償金額の上限が200万円のクレジットカードを5枚持っているとすると、全てを合算して最大で1,000万円まで補償してくれます。
海外旅行ではどんなトラブルが引き起こされるか分からないので、念のために2枚や3枚のクレジットカードを作って海外旅行保険の補償金額を上げている方が多いのです。
ただし、全ての項目で合算されるわけではなく、死亡・後遺障害に関しては最も高い補償額が限度額と設定されているので注意しなければなりません。
それでも、いくら日本とは違って危険だと言われている海外でも死亡に至るような事故や事件に巻き込まれるケースは少ないです。病気やケガの治療費用の方が重要度はより高くなっています。
既に1枚のカードを持っていても補償金額が足りなければ意味がないので、当サイトでご紹介しているエポスカードがおすすめです。
年会費は無料なのでコストは一切かからず、持っているだけで海外旅行保険がつく自動付帯というメリットもあるのでエポスカードを申し込んでみてください。
盗難や紛失に遭った際の予備に繋がる
海外旅行保険は関係ありませんが、クレジットカードを複数枚持っていると盗難や紛失に遭った際の予備に繋がるというメリットがあります。
メインで使っているカードをなくしたり、スキミング被害に遭ったりというケースはありますし、以下のようにクレジットカードがないと海外旅行では想像以上に不便なのです。
- ホテルや食事の支払いの度に現金を使う形となる
- 身分証の役割を果たすのでホテルの予約自体を断られる場所がある
- ホテルへと事前に預けるデポジットで現金を使わなければならない
このような理由により、使わないとしてもクレジットカードを複数枚作ってから海外旅行へと出掛ける方が増えているのではないでしょうか。
海外で多額の現金を持ち歩くのは怖いはずですし、念のために予備のクレジットカードを作成しておいてください。
ショップによっては使えないブランドがある
クレジットカードは以下のようにたくさんのブランドに分けられています。
- VISA
- MasterCard（マスターカード）
- JCB
- Diners Club（ダイナースクラブ）
- Discover（ディスカバー）
- AmericanExpress（アメックス）
どれも有名な国際ブランドなのでどれでも特に問題はないものの、「○○○は使えるけれど△△△は使えない」というショップがあるのです。
「VISAだとATMを使っても21時以降はお金を引き出せない」というケースもあり、複数枚のクレジットカードを持っているのが便利だとお分かり頂けると思います。
2種類のクレジットカードを作る場合、同じブランドではなく違うブランドのカードを1枚ずつ用意してください。
同じクレジットカード会社が発行する海外旅行保険付帯クレジットカードを2枚持っている場合、残念ながら補償額は加算されません。ただし、同じクレジットカード会社でも別ブランドのカードの場合、（例えば、三菱UFJニコスの場合は、「NICOSカード」「UFJカード」「DCカード」）は加算されます。事前に確認をしておきましょう。
