海外のホテルで水漏れ事故は起きるの?
「今時ホテルへと泊まっていて水漏れ事故が起こることなんてない」と考えている方は多いかもしれません。
しかし、日本とは違って発展途上国へと遊びに行くに当たり、大きなホテルでも設備が整っていないケースは多々あります。
実際に、以下のように被害額をホテル側から請求されたというケースが以前にありました。
- お風呂の水漏れで家具や部屋が水浸しになって1,000万円を請求された
- ホテルのトイレを詰まらせてしまって賠償請求をされた
- 小さな子供がロビーにある花瓶を割ってしまった
このようなトラブルが引き起こされる確率はゼロと言い切ることはできず、海外旅行の際に注意しなければならないポイントの一つとなっています。実際に私もハワイのホテルでトイレを詰まらせた経験があります。そのときは、すぐに気付き水浸しにならずに済みました。今から考えると、冷や汗ものです。
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険で水漏れ事故による賠償請求は補償されるの?
クレジットカードの海外旅行保険は、水漏れ事故による賠償請求も補償の対象となっているので安心です。
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険に限らず、保険会社の商品でも水漏れ事故は支払い対象となっています。
補償内容の項目では賠償責任に該当し、クレジットカードの補償額は平均して2,000万円と非常に充実しているのです。
- 渡航先のホテルへと泊まっていて旅行の疲労が溜まっていた
- 疲れを癒すためにバスタブへとお湯を溜めていた
- うっかり忘れていて気付いた時には部屋中に水が溢れていた
- 下のフロアに水漏れ被害があってトータルで○○○万円を請求された
このようなシチュエーションで海外旅行保険の賠償責任が大いに役立ち、バスタブの水漏れでは1,200万円程度あれば支払えるのでクレジットカードの補償額でもまかなえます。
2,000万円までと補償額が設定されているカードもあります
海外のホテルではトラブルが起きた際に部屋に泊まっている顧客へと費用を負担させることが多く、脆いホテルでは簡単に水漏れが起きても不思議ではありません。高級ホテルに宿泊している場合は、ペルシャ絨毯からアンティークの家具や絵画まで一式全てを弁償させられるケースも出てきています。支払える額では、到底ありません。
このような想定外のトラブルが海外では引き起こされることがあり、万が一のために海外旅行保険に加入しておかなければならない理由はお分かり頂けるはずです。
現在ではわざわざジェイアイ傷害火災や損保ジャパン日本興亜といった保険会社へと加入しなくても、クレジットカードを持つだけで面倒な手間なく補償してくれます。
当サイトでご紹介しているエポスカードは賠償責任が2,000万円までと補償額が設定されているので、とても安心できます。このような水漏れ事故に備えて海外旅行の前に申し込んでおいてください。
カード付帯の海外旅行保険で補償額が足りないのならば旅行保険とのミックスも選択肢の一つ
賠償責任という補償内容に焦点を当てるのならば、平均して2,000万円という金額は十分かもしれません。
しかし、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険では、傷害治療費用や疾病治療費用の金額が少ないという特徴があります。
もし補償額が足りないのではないかと不安を抱えているのならば、クレジットカードと旅行保険をミックスさせるのは選択肢の一つです。
そもそも、安全に海外旅行を楽しむためにどの程度の補償額があった方が良いのか目安を挙げてみました。
- 医療保険:2,000万円以上
- 死亡保険:5,000万円以上
- 救援者費用:300万円以上
- 携行品損害:30万円以上
- 賠償責任:2,000万円以上
ゴールドカードやプラチナカードならばまだしも、年会費無料のクレジットカードでは上記の額には至りません。
そのため、必要に応じて旅行保険会社へと問い合わせて個別で加入するのがベストです。
また、別の会社のクレジットカードを持つのも方法の一つで、安心して海外旅行へと行ける準備をしっかりと行ってください。