クレジットカードに付帯されている海外旅行保険はどのように申請するの?
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険を適用させるために、どのような申請が必要なのか疑問を抱えている方は多いはずです。
自動付帯のクレジットカードを持っているのならば、出発前の届け出や手続きといった申請は必要ありません。
- クレジットカードを持参しているだけで海外旅行保険が適用される
- クレジットカードを使って支払いする必要がない
上記のように何もしなくても保険が適用されるのが自動付帯の大きなメリットで、以下のようなクレジットカードが該当します。
- エポスカード
- 学生専用ライフカード
- ビックカメラSuicaカード
- JCB EIT
- イオンSuicaカード
全てのクレジットカードを挙げるとキリがありませんが、多くのカード会社で海外旅行保険が自動付帯されているのです。
また、保険金の申請に関してはキャッシュレス診療サービスが取り入れられているかどうかで異なるので、海外旅行へと出掛ける前に以下の内容をチェックしておきましょう。
- 「病気や怪我をした」⇒「キャッシュレス診療が適用されない場合は医療費を一時的に立て替える」⇒「日本へと帰国する」⇒「保険金の請求の申請を行う」
- 「病気や怪我をした」⇒「キャッシュレス診療が適用されるクレジットカードで対応の病院で治療を受ける」⇒「緊急アシスタンスサービスに連絡する」⇒「補償金額の範囲内ならば自己負担は必要ない」⇒「保険金額を超える場合は自己負担」
- 「救援者や賠償責任が発生した」⇒「緊急時のアシスタンスの依頼を行う」⇒「緊急アシスタンスサービスに連絡する」⇒「保険金の範囲額によって自己負担の金額が変わる」⇒「日本へと帰国する」
- 「携行品損害が生じた」⇒「警察へと盗難被害を出す」⇒「事故証明といった必要書類を受け取る」⇒「日本へと帰国する」⇒「保険金の請求の申請を行う」
主に上記のような流れとなっており、病気や怪我で治療費が発生したのか携行品損害が生じたのかによって少々異なります。
海外旅行で引き起こされることの多いトラブルが傷害・疾病治療で、どのような書類を手配しなければならないのか以下ではまとめてみました。
- 専門医の診断書
- 治療費の明細書や領収書
- 事故証明書
- 保険金請求書
- パスポートのコピー
- カードの利用を証明する書類(使わなければ適用されない利用付帯のクレジットカードを持っている方限定)
「自分は健康体だから病気には絶対にならない」と考えている方は多いものの、日本とは違って天候や食事内容が大きく変わります。何かしらのトラブルが引き起こされる可能性は十分にあります。
感染症を患って寝込んでしまうという状況もあり得るので、海外旅行保険に関する知識や申請の流れなどを事前にある程度把握しておくのは大事です。
万が一に備えて海外旅行保険が付帯されたクレジットカードを持参しておくべきなので、年会費が無料で誰でも簡単に作れるエポスカードを持って海外旅行へと臨んでください。