クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の航空機遅延とは何?
クレジットカードに海外旅行保険が付帯されていることは意外と有名な話で、現在では保険会社へと契約を結ぶのではなく海外旅行の前にクレジットカードを作成する方が増えました。
海外旅行保険と一口に言っても補償の内容は細かく分かれており、その一つが航空機遅延です。
以下では、航空機遅延がどのような補償内容となっているのか簡単にまとめてみました。
- 航空便の遅延や欠航で発生した費用を補償してくれる
- 1時間~2時間程度の遅延では保険代が支払われることはない
- 4時間を超える遅延で欠航があった際には申請できる
- 搭乗不能が生じた場合の宿泊費や食事代も補償の対象
到着便の遅延による「乗継遅延費用」、搭乗予定の欠航による「出航遅延費用」、手荷物の到着が遅れた際の「受託手荷物遅延」といった補償がされます。
航空便が到着してから48時間以内に預けた手荷物が目的地に搬送されなかった際の損害費用も対象となり、海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを作成するだけで良いのです。
もちろん、クレジットカードによって持っているだけで適用される自動付帯と、海外旅行の一部として使わなければならない利用付帯の2種類に分かれているので事前に確認しておかなければなりません。
どちらにしても飛行機での移動が多い方に適した海外旅行保険で、海外への出張が多いのならば航空機遅延の保険が付帯されているクレジットカードがおすすめです。
エポスカードには航空機遅延の海外旅行保険は付帯されているの?
当サイトでご紹介しているエポスカードでも航空機遅延の海外旅行保険が付帯されていますが、プラチナカードのみという条件が設定されています。
通常のエポスカードで補償される海外旅行保険の内容を以下ではまとめてみました。
- 傷害死亡、後遺障害:最高で500万円
- 傷害治療費用:1回の事故で200万円
- 疾病治療費用:1回の病気で270万円
- 賠償責任:1事故の限度額は2,000万円
- 救援者費用:1回の旅行で100万円
- 携行品損害:1回の旅行で20万円
上記のように設定されており、航空機遅延の補償はありません。
その代わりに、エポスプラチナカードならば上記の項目の補償金額も高くなり、航空機遅延費用と航空機寄託手荷物遅延等費用が更に追加されます。
- 航空機遅延費用:1回の限度額は2万円
- 航空機寄託手荷物遅延等費用:1回の限度額は10万円
どちらも自動付帯なので持っているだけで適用される点では一緒で、家族特約も付帯されるのがエポスプラチナカードのメリットなのではないでしょうか。
エポスプラチナカードは2万円の年会費を支払わなければならないものの、クレジットカードの海外旅行保険の項目や補償金額が高くなるだけではなく以下のような特典もあります。
- VISAプラチナ特典が手に入る
- ハイクラスレストランで本人のコース料金が無料
- 空港ラウンジの利用がゲスト1名まで無料
- 1年間の利用額に応じてボーナスポイントが付与される
- 24時間対応のコンシェルジュサービスのVPCCが利用できる
「年会費を支払うのはちょっと・・・」と戸惑っている方は通常のエポスカードを申し込んでみてください。
LCCで海外旅行を考えているのならば航空機遅延の保険内容は必要
LCCを利用した海外旅行へと出掛けたり出張したりという機会が多いのならば、航空機遅延の海外旅行保険はクレジットカードに付帯されている種類の中でも意外と重要です。
LCCとはローコストキャリア(Low Cost Carrier)の航空会社を指し、低価格の運賃で飛行機を利用できるのが大きな特徴となっています。
- ジェットスター
- チェジュ航空
- ティーウェイ航空
- バニラエア
- ピーチエアー
- 春秋航空
- エアーソウル
- エアープサン
- タイガーエア
- Vエアー
- スクート
- 香港エクスプレス
- セブパシフィック
- エアアジアX
これらのLCCが有名で、航空券のコストを徹底的に抑えられるのがメリットと言っても過言ではありません。
しかし、航空券が安い代わりに時間通りに到着するケースが少なく、クレジットカードに付帯されている航空機遅延の海外旅行保険が役立つのです。
もちろん、LCCと言っても頻繁に遅延が発生するわけではないので安心してください。