クレジットカードに付帯されている海外旅行保険で盲腸の費用は補償されるの?
海外旅行で病気や事故に遭った際に費用を補償してくれるのが海外旅行保険で、クレジットカードには無料で付帯されているので非常に便利です。
そこで、「盲腸になって治療した場合の費用は補償してくれるのか?」という疑問を抱えている方は多いかもしれません。
盲腸(虫垂炎)とは虫垂が炎症を起こした状態を指し、何の前触れもなく急に痛み出すケースも十分に考えられます。
結論から言えばクレジットカードの海外旅行保険で盲腸の費用は補償されるので、旅行へと出発する前に持っておいた方が良いでしょう。
日本で盲腸の手術を行うケースと比較して、海外では高額な費用が請求されるので注意が必要です。
- 日本⇒30万円~40万円(健康保険が適用されれば3割負担なので8万円~10万円)
- 海外⇒アメリカだと平均して240万円
日本の健康保険は世界一と言われているほど充実していて、そのお陰で個人が負担する費用は非常に少なくなっています。
その点、アメリカならば200万円以上の費用を請求されることがあり、そんなピンチを救ってくれるのがクレジットカードの海外旅行保険なのです。
虫垂炎の手術だけならば200万円で済んだとしても、腹膜炎といった病気を併発して複雑な治療が必要となった場合はもっと費用が跳ね上がるかもしれません。
入院の日数が長くなればなるほど費用もかさみやすく、万が一の病気のために海外旅行保険を上手く活用した方が良いという事実はお分かり頂けるはずです。
当サイトでご紹介しているクレジットカードのエポスカードならば、傷害治療費用が200万円、疾病治療費用が270万円まで無料で補償してくれます。
盲腸を発症して手術を受けたとしてもまかなえる金額なので、海外旅行の前にエポスカードの公式ホームページへとアクセスして申し込んでみてください。
同じ盲腸の手術でも公立病院と私立病院で費用は異なる
同じ盲腸の手術を海外の渡航先で受けるに当たり、公立病院と私立病院で費用が大きく異なります。
旅行先によっても違いがあり、どの程度の差があるのか以下をチェックしておきましょう。
<公立病院>
アメリカのニューヨーク:150万円~230万円
シンガポール:30万円
オーストラリアのシドニー:9万円
<私立病院>
アメリカのニューヨーク:360万円
アメリカのホノルル:190万円
イギリスのロンドン:110万円
あくまでも概算の費用なので一概には説明できませんが、私立病院での治療や手術では高額な料金を支払わなければなりません。
1枚のクレジットカードの海外旅行保険では200万円程度しか補償してくれないことが多く、全ての医療費をカバーできない可能性は十分にあります。
そんな時に役立つのがクレジットカードの複数枚持ちで、ケガ死亡・後遺障害の項目を除けば補償額を合算できるのです。
例えば、上記でご紹介したエポスカードと疫病治療費用の補償額が200万円の楽天カードの2枚を持っていれば、トータルで470万円まで補償してくれます。
死亡補償よりも怪我や病気の補償の方が遥かにお世話になる確率が高く、盲腸の手術で高額な医療費がかかることを想定して複数枚持っておくのが無難です。
一度盲腸を発症して切除しているのならばまだしも、絶対にかからないと言い切ることはできないので念のために複数枚のクレジットカードを持って海外旅行保険の補償額を上乗せしてください。