クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の有効期限はどのくらい?
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険はとても便利で、自動付帯のカードならば持っているだけで適用されます。
病気や怪我をした際に病院で支払う治療費を補償してくれますし、海外旅行では何が起こるか分からないのでクレジットカードの重要性に関してはお分かり頂けるはずです。
ただし、自動付帯でも利用付帯でも海外旅行保険が適用されるのは90日間と有効期限が設定されています。
旅行なので90日間を超える長期滞在をするケースは少ないかもしれませんが、バックパッカーとして3ヵ月以上に渡って海外を渡り歩こうと考えているのならば一般の有料海外保険へと加入するのが良いかもしれません。
この90日というのも、一般的には日本時間で自宅を何年何月何日に出発して、何年何月何日に自宅に戻るかで考えます。渡航先との時差や現地に到着する時間などは考えなくても構いません。90日ぐらい旅行する場合や世界一周旅行といった長期旅行の場合は注意が必要です。通常の長くて数週間程度の旅行でしたら、気にしなくても問題ありません。
支払い対象は、旅行期間終了後も72時間以内に発病した病気で、期間終了後72時間までに医師の治療を開始した場合にも対象となります。ただし、期間終了後に発病したものは、保険のお支払い対象となる期間内に発病した病気に限ります。
補償金額的にもクレジットカードに付帯されている海外旅行保険だけでは足りないことも多く、万が一のために保険会社と契約しておくべきです。
しかし、以下のような方法を取れば有効期限を長くでき、留学生や駐在員など長期間に渡って海外へと滞在する予定のある方は一度確認しておきましょう。
- 海外へと出国する前に自動付帯の海外旅行保険がついたクレジットカードを用意して適用させる
- メインのカードとは別にもう1枚の利用付帯のクレジットカードを作っておく
- 滞在中の89日目に利用付帯のクレジットカードで決済して海外旅行保険を適用させる
- その時点から有効期限が新たに90日間と設定されるので180日間は保険適用となる
このような裏技が有効だと考えられており、3枚のクレジットカードを用意していれば最大で270日間まで延ばすことができます。
自動付帯のクレジットカードは旅行開始から海外旅行保険が適用される形となり、2枚でも3枚でも90日間という有効期限という点では一緒です。
その点、利用付帯のクレジットカードは利用条件を満たした段階から90日間と補償対象期間が設定されるため、2種類のカードを用意しておくと適用期間を延ばせます。
- 万が一クレジットカードを紛失して利用停止の手続きをしたとしても、複数枚持っていれば予備のカードを使える
- 全てのブランドのクレジットカードをお店で使えるわけではないので、2種類のブランドのカードを用意しておけば利便性が高い
- 海外旅行保険の補償金額を合算できるので大きな病気や怪我で治療費が高くなった際にも安心
- 多額の現金を持ち歩かずに済むので盗難やスリといった被害による損失を抑えられる
クレジットカードの複数枚持ちには上記のようなメリットもあるので、海外旅行保険の有効期限を延ばすためにも2種類のカードを用意しておくべきです。
当サイトでご紹介しているエポスカードならば永年年会費無料で利用でき、「持ってて良かった」「持ってて役に立った」という口コミが多いので詳細は公式HPで確認してみてください。
海外旅行の前にクレジットカードの有効期限を確認しておこう
海外旅行へと行くに当たり、事前にクレジットカードの有効期限を確認しておかなければなりません。
クレジットカードの有効期限は会社から送られてきたカードを使ってキャッシングやショッピングができる期間のことを指し、表面のカード番号の下付近に「MONTH(月) / YEAR(年)」や「MONTH(月) - YEAR(年)」と表記されています。
当然のように有効期限が切れたクレジットカードは使用できませんし、「海外旅行へと行った後に使えないことが分かった」というケアレスミスは絶対に防がなければならないのです。
どのブランドのクレジットカードにも同じように有効期限が設定されており、以下のような理由が考えられます。
- 持ち主の信用情報を再確認する
- スキミング防止といったセキュリティの強化
- カードの経年劣化の防止
- カード利用に関するコストの見直し
- 利用者に対して最新のデザインのカードを提供する
このように数年間の有効期限が設定されているのには訳があるので、海外旅行へと出発する前にしっかりと確認を行い、切れている場合は早めに更新手続きを行ってください。