クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の中の疾病治療費用とは何?
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の補償内容には様々な種類があり、その一つが疾病治療費用となっています。
- 海外旅行中に病気を発症した際の治療費
- コレラやマラリアといった特定の感染症に感染した際の治療費
- 病気の治療として通院や入院が必要となった場合の費用
これらの治療費を支払う際に、クレジットカードに海外旅行保険が付帯されていれば一定額まで補償してくれるという仕組みです。
海外での治療費や入院費は日本とは違って高額になりやすく、保険会社へと加入していないと全てを自費で負担しなければなりません。
100万円を超えるようなケースは少ないとしても、数十万円程度の支払いの可能性は十分にあるので疾病治療費用がとても重要なのです。
以前には中国で交通事故に遭って両足を骨折し、20日間に渡って入院した後に家族が現地へと駆けつけ、日本の病院へと移送されるまでにかかった費用が720万円に及んだという報告がありました。
日本の病院と同じような感覚で考えていると大きな失敗に繋がりやすく、クレジットカードの海外旅行保険で疾病治療費用が補償されるのかどうか確認が必要となります。
疾病治療費用の補償金額に関してはクレジットカードによって異なるので事前にチェックしておいた方が良いでしょう。
<50万円>
・三井住友クラシックカード
・イオンSuicaカード
・ビックカメラSuicaカード
・JALカードnavi
<100万円>
・リクルートカードVisa
・JCB EIT
・JCB一般カード
・三井住友クラシックカード
・三井住友アミティエカード
<200万円>
・KCカード
・楽天カード
・SBIレギュラーカード
・エポスカード
・REX CARD Lite
・アメリカンエキスプレスカード
・横浜インビテーションカード
50万円という補償金額では少々物足りないので、金額が高めに設定されているクレジットカードを作るか複数枚を合わせて海外旅行保険を合算した方が良いかもしれません。
当サイトでご紹介しているエポスカードならば1事故につき200万円の疾病治療費用が適用され、初年度だけではなく永年年会費が無料なのでまだお持ちでない方は作ってみてください。
クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の疾病治療費用が適用されないケースはある?
「1枚のクレジットカードさえ海外へと持っていけば後は何も問題ない」と考えている方は多いかもしれません。
しかし、付帯されている海外旅行保険の疾病治療費用が適用されないケースはあるので注意が必要です。
特に、「海外へと出発する前から持病を患っていて、渡航先で病状が悪化して病院で治療する形となった」という際は保険金が出ない可能性が高く、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険では足りない場合もあります。
上記でもご説明したように、海外での治療費で限度額を超えることはあるため、万が一の事態を考慮して別途で保険会社へと加入するのは選択肢の一つかもしれません。